スウェーデンで開催中の世界卓球選手権団体戦が盛り上がりを見せているが、2年後の2020年に韓国・釜山で開催される同大会のスローガンに、中国のネットが「韓国はまたわれわれをパクった」と反応している。中国メディア・今日頭条が2日報じた。

 記事は、国際卓球連盟の年次総会が現在世界選手権を開催しているスウェーデン・ハルムスタッドで開かれ、20年の世界卓球選手権開催地に釜山が選ばれたと紹介した。

 そのうえで「しかし、そのスローガンに対する『ツッコミ』が出ている。釜山世界卓球が掲げたスローガンは『ワン・テーブル・ワン・ワールド』。これは08年北京五輪の『ワン・ワールド・ワン・ドリーム』と1語しか違っていないというのだ」とした。そして、中国のネットユーザーから「パクリだ! 同じスローガンじゃないか」との批判が続々と寄せられたと伝えている。

 そして「韓国が世界卓球の開催権を獲得するのは史上初めてだが、近年韓国は国際的な大型スポーツイベントを開催する頻度が高まっている。同時に『パクリ』という問題も付いて回っている。先日の平昌冬季五輪の開会式では、中国文化を取り入れたパフォーマンスがあまりにも多すぎるという意見が中国のネットユーザーから飛び出していた」とした。

 記事は「中国伝統の『四大神獣』や、木火土金水の五行の概念を五輪の開会式に取り入れるというのは、中韓両国がいずれも同じ東アジア文化圏に属しているということの表れとも言える。しかし、今回のスローガン問題は、08年にわが国が創造したものを持ち出しており、説明のつけようがないではないか」と指摘している。

 これがパクリに相当するかどうかは議論の余地がありそうだが、「われわれが掲げたスローガンをちょっと変えただけではないか」と思う中国サイドの気持ちも理解できない訳ではない。モノは考えようであり、他の場所でアレンジして用いられるほど北京五輪のスローガンが素晴らしいものだったという風に捉えれば、中国の人びとも悪い気はしないのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)