経済的に豊かになり、ビザの緩和もあって、中国人にはすっかり気軽な旅行先となった日本。リピート客も多く、2回目以降の日本旅行では、個人旅行を選ぶ人が増えているが、初めての訪日中国人はツアーに参加したほうが良いのだろうか。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、「初めての日本旅行はツアーと個人旅行のどちらが良いのか」と題する記事を掲載した。判断するにあたって6つの質問に答えることが役に立つという。

 記事は、ツアーも個人旅行も一長一短がありどちらが良いとは言い切れないと指摘。そのうえで6つの質問を用意した。1つ目は「計画を立てるのが好きか」。個人旅行は、すべて自分で日程を考えて手配しなければならず、それができなければ、ツアーの方が良いとした。2つ目は「道に迷うのも旅行の醍醐味と思えるか」。ツアーは観光バスでの移動がほとんどなので楽だが、各種公共の乗り物に乗る個人旅行では、楽しみも多いが道に迷うことも多い。

 3つ目は「言葉が通じなくてもボディーランゲージで伝えられるか」。日本では英語があまり通じないため、筆談とボディーランゲージでコミュニケーションがとれる自信があるかどうかが問題だと指摘した。4つ目は、「1日に1つか2つの観光地で満足できるか」だ。ツアーなら効率的にバスでいろいろな観光地へ行けるが、日程がタイトなため写真を撮る時間しかないことも多く、ゆっくりしたいなら個人旅行だとした。 

 5つ目は「食いしん坊であるか」。個人旅行なら、中国で注目されている居酒屋や小さな食堂にも行けるが、ツアーでは食事の場所がすべて手配済みのことが多い。最後は、「お金の計算ができるか」。個人旅行のほうが出費は多いが、支出をどこで引き締めてどこでぜいたくをするかを決められる利点があり、計算が面倒な人は逆にツアーにすると良いとした。

 個人旅行というと、細かな計算と調査、予定、そして予約などが必要で大雑把な人が多い中国人には向いていないように感じるが、旅行にはアクシデントがつきものである。たとえ初めての日本で日本語ができなくても、たくましい中国人なら個人旅行でもなんとか乗り切るのかもしれない。今年も多くの中国人旅行者が日本にやってくることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)