1968年に世界に先駆けて開業した日本の新幹線に対し、中国は2007年が高速鉄道化の「元年」とされていることから、高速鉄道産業のなかでは「後発中の後発」だと言えるだろう。

 新幹線と中国高速鉄道はアジアを中心に高速鉄道建設の受注を競い合う関係にあり、中国国内には新幹線をライバルとして強く意識する声が存在するのだが、中国メディアの快資訊はこのほど、新幹線と張り合い、さらには新幹線を「下に見る」ことができるのは世界でも中国高速鉄道しかないと主張する記事を掲載した。

 記事は、中国国内における高速鉄道網の拡大を例に、「高速鉄道網が中国国内に張り巡らされ、総延長距離は2万キロを超える」と指摘し、10数年前であれば上海から北京まで移動するのに鉄道で10数時間はかかったものが現在はわずか3-4時間もあれば移動することができるようになったと指摘。中国高速鉄道の発展は著しいと指摘しつつも、高速鉄道網の拡大はまだまだ続く見通しだと論じた。

 続けて、新幹線は世界で初めて開業した高速鉄道だとしながらも、日本が約50年かけて歩んできた道のりを中国はわずか10年で走破したとし、今では最高営業速度や営業距離を始め、中国高速鉄道の方が新幹線を上回る点も多々あると強調。

 後発だった中国はもはや高速鉄道の分野で日本に肩を並べるどころか、日本を追い抜いたと主張し、世界初の新幹線を「下に見る」ことができるのは世界でも中国高速鉄道だけだと胸を張った。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)