近ごろ、日本でレンタカーを運転するために、中国人がニセの国際免許証を買って提示するケースが横行しているとの情報が日本のメディアによって伝えられた。ほとんどの場合、中国人が日本で自動車を運転するには日本での運転免許試験に合格する必要がある。しかし、ハンドルの位置も違えば運転事情も大きく違ううえ、基準が厳しい日本の試験をクリアするのは簡単ではないようだ。

 中国メディア・今日頭条は4月28日、日本の自動車運転免許試験の厳しさを知って、中国のネットユーザーから「中国人で良かった」との声が出たとする記事を掲載した。

 記事は、日本における自動車運転免許の実技試験の内容について紹介。「試験は減点制で、単に技術だけではなく安全意識や良好な運転習慣が求められる。S字カーブやクランクでは1度だけバックすることが認められるが、路肩に乗り上げたりポールにぶつけた時点で試験が終わってしまう。ブレーキランプやサイドのウインカーランプが触っただけでもアウトであり、ここに日本の変態的な厳しさが現れている」と伝えた。

 また、実技試験では、乗車前に車両の安全点検をしない、車から降りる際に後方の確認をしない、ウインカーを出す前にミラーで状況を確認しない、カーブで少しでも対向車線にはみ出す、といったちょっとしたミスにより点数が引かれてしまうと指摘している。

 さらに、日本では自動車免許を取得するためには教習所に通う以外に、自分で学んだうえで試験を受けることもできると説明。しかし、独学で運転免許試験にクリアできる知識や技術を身に着けるのは非現実的であり、ほとんどの人が自動車教習所に通うことになる。記事は、「免許を取るまでのプロセスが面倒だ。様々な資料を揃えて提出する必要がある。そして、教習所の学習時間が長い。教習はその都度時間を予約して受ける通学タイプと、合宿タイプの2つに分かれている」とした。

 運転免許取得までの道のりが長く、試験が厳しいのは、当然ながら事故やトラブルが起こらないようにするためである。日本でクルマに乗りたいのであれば、やはりちゃんと正規の方法で免許を取得してもらわなければ困る。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)