中国人にとって北海道は魅力溢れる観光地として、大きなブランド価値を持つようになっている。元々は「狙った恋の落とし方。」という北海道が登場する映画がヒットしたことがきっかけだが、中国メディアの今日頭条はこのほど、「中国人が北海道のブランド力を利用して金儲けを始め、日本人を焦らせている」と指摘する記事を掲載した。

 そもそも中国は旅行好きが多い国で、中国人にとって東京や大阪といった大都市ももちろん人気だが、北海道も根強い人気を集めている背景には「広大な大自然を満喫できるだけでなく、買い物を存分に楽しめるショッピング天国」という要因があるようだ。

 近年増加し続けている中国人にとって、酪農や農業、さらには豊富な海産物といった北海道ブランドは非常に魅力的で、食に対する好奇心の強い中国人にとっては美しい景色だけでなく、胃袋を満足させてくれるという点も大きな魅力らしい。

 北海道が中国人の人気スポットとして注目され続けていることは、日本人にとっては嬉しい限りではないかと思われるが、記事は「実際はそうではない」と指摘し、なぜなら「中国人が北海道の観光資源に一早く着目し、先手を打っていたから」だと紹介。中国人が北海道でレジャー施設の建設に向けて土地を購入するなど「中国人観光客をターゲットにした計画を進め、北海道が中国人の金儲けの道具になりつつあるため」だと伝えた。

 北海道には現在、中国人の所有地となって「私有地につき立ち入り禁止」と掲げられた看板もあると紹介し、日本人はこの看板を目にして危機感を募らせていると紹介。この先も中国人が北海道の土地を買うことができるかは不明だが、北海道人気に便乗して日本で中国人をターゲットにした商売を行う中国人は今後もさらに増える見込みだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)