中国人から見ると、他人に迷惑を掛けないように気を遣って生活している日本人は「冷淡で人間味がない」と映ることがあるようだ。中国メディアの今日頭条は21日、「日本人は冷淡な民族なのか?」と疑問を投げかける記事を掲載し、中国人ネットユーザーたちの客観的な意見について紹介している。

 記事はまず、中国人の観点から見た日本人は、他人に迷惑を掛けないように行動していて、電車内でも携帯電話で通話している人はいないうえに、皆がただ黙って座っていることを例に挙げ、「どことなく冷淡な人たち」という印象を抱くことを紹介した。確かに日本人は中国人のように賑やかさを好むわけでもないため、話しかけづらさや冷たさを感じてしまう人がいても不思議ではない。

 だが、中国のネットユーザーの声として、「日本人に電車の時間を尋ねたら、携帯電話を取り出して調べてくれた」、「日本で財布を落としてしまったことがあるが、財布の中のお金まですべて戻ってきた」、「小学生が1人で登下校することができる社会だ」という意見を紹介。続けて日本を訪れた経験のあるユーザーの声を伝え、「午前12時ごろ、予約したホテルが見つからず迷っていたら、帰宅を急いでいるであろう若い女性が笑顔で20分も掛けて道案内をしてくれた」ことを紹介し、日本人は決して冷淡な民族ではないと伝えた。

 一方で記事は、日本国籍を取得して長年日本に住んでいるという中国人の意見として、「どんなに有名であったり、日本語が堪能であっても、外国人が日本社会に受け入れられるのは非常に難しいこと」と紹介している。「受け入れる」という表現がどの程度を指しているのかは分からないが、どれだけ日本語が上手くても、日本人と同じような扱いを受けないということはありえるかもしれない。

 中国のネットユーザーからは「日本人は静かであるため、冷淡に見えるが、実際は情に厚い人びと」といった好意的な意見が寄せられていたが、他人の目をあまり気にしない中国人の感覚からしたら、日本人は冷淡な人たちであると感じることがあるようで、なかには外国人に対して閉鎖的な社会であると感じるといった意見も寄せられていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)