中国メディア・東方網は25日、「日本には74万人の中国人がいるが、実際の日本での生活はどうなのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本の法務省が発表したデータによると、2016年末現在で74万人の中国系住民が日本に住んでいる。日本で仕事をして生計を立てている中国人の数も非常に多いのだ」とした。

 そのうえで、日本で生活する中国人が多い背景について、「日本には中国よりも優れている点が多いということは否定できない。ファストフード店の価格は安いし、食品の安全が保障されている。一般的な収入であればローンを組んで住宅を購入することができるし、空気の質も良くて大きな汚染がない。そして、日本の医療保険制度、高齢者介護、文化レベル、治安なども、みな高いレベルにある」と解説した。

 その一方で、「そうはいっても、実際中国人が日本で生活するのは容易ではない」と指摘。その理由としてまず「日本における仕事のハードさやプレッシャーは大きく、過酷な制度に多くの人が耐えられなくなる」点を挙げている。

 また、隣国どうしとはいえ両国の食文化には大きな違いがあり、多くの人が日本の料理を食べなれないとした。さらに、最も重要なポイントは「孤独」であり、「日本では自発的に関心を持ってくれる人がおらず、向こうから話しかけてくれるひとが少ない。伝統的なお祭りなど、みんなで何かをするイベントが少なく、普段は茶碗に張った水のように静かなのである」と論じた。

 さらに、公共交通機関が発達していることがしばしばクローズアップされる日本ではあるが「田舎に住むとなると、都市に出る電車が1日に1往復しかしないという場所もある。日本での生活は想像するほどいいものではなく、多くの面倒や困難に遭遇もするのである」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)