中国メディア・今日頭条は22日、「日本人は災害発生後にトイレ問題をどう解決するか その答えに深く考えさせられた」とする記事を掲載した。記事の作者が「深く考えさせられた」のは、マンホールとトイレが融合した「マンホールトイレ」だ。

 記事は、「日本ではしばしば地震などの災害が発生する。それゆえ、日本人の防災意識も高い。では、地震発生後のトイレ問題はどうするのか。多くトイレが廃墟と化した時、日本人はどう対処するのか」とした。

 そのうえで「日本では、多くの場所で下水道のマンホールが存在する。その中には、こんな形に変形するものもあるのだ」とし、蓋が真ん中から両サイドに開き、その上に乗ってマンホールに直接用を足すことができる「マンホール」トイレの写真を紹介している。

 そして、スタッフが市民に向けてマンホールトイレの使い方をレクチャーする様子を紹介。マンホールの周囲で鉄骨を組み立て、そこに覆いをかぶせてテント化することで、雨風をしのげるうえにプライバシーも確保することができるとしたほか、マンホールには鉄の棒が交差して配置されており、用を足す時に落下するのを防ぐという配慮も施されていると伝えた。

 記事はまた「実際、日本人の防災意識は非常に強い。それは、小さい頃から防災に関する知識を学んでいるからでもある。日本では日常的に防災訓練が行われ、子どもたちが自ら参加することになっているのだ」としている。

 中国では近年、日本各地に存在するさまざまななデザインの「ご当地マンホール」が話題となっている。そして、中国人が日本の印象を語るうえで必ずと言っていいほど触れられるのがトイレだ。マンホールとトイレ、そして防災対策という「日本らしい」要素が重なっているマンホールトイレに、多くの中国の人が感銘を覚えるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)