中国メディア・環球時報は13日、省エネや省スペースを重んじる日本にある物の大部分は中国に比べて一回り小さいサイズになっているとし、お寺で使われる「ある物」さえもが中国よりも小さいとする記事を掲載した。

 記事は、「日本人の身長はますます高くなっているようだが、一方で日本人が使うものはどんどんコンパクト化している。日本は資源に乏しく、輸入に依存する国であるため、資源の節約が最優先課題なのだ。日本の街で周囲に目をやると、歩道橋、電話ボックス、交通標識などあらゆるものが中国より1サイズ小さい。なぜなら、日本人は公共設備について『必要なだけでいい』という認識でいるからだ」とした。

 そして、「日本は仏教の影響を深く受けている国だが、有名な東大寺にしても、日本の街の至るところで見られる小さなお寺にしても、線香に火をつけるロウソクはみんな細くて短く、中国で使われている物の5分の1くらいに過ぎない。これはまさに『形ではなく、大切なのは心持ちよう』ということなのだ」と説明している。

 記事は一方で、日本人は高い節約意識を持つと同時に、ある種の「気前の良さ」も持ち合わせており、深い印象を覚えると指摘。「気前の良さ」が表れている典型的な例として、日本の公衆トイレにおける設備の充実ぶりを挙げた。「温水洗浄便座の普及率が75%に達し、商業施設や高速道路のサービスエリアなどでは男性トイレの傘ホルダー、女性トイレの乳幼児用イスのほか、便座用消毒液や、洗った手の乾燥機などが備え付けられているのである」と紹介した。

 そのうえで「倹約するところは倹約し、お金をかけるところにはしっかりお金をかける。そこには、日本人の価値観や文化的な理念が表されているのだ」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)