日本で毎年行われている全国高等学校サッカー選手権大会。中国では「日本のサッカーが強いのは高校に部活動があり、そして、各サッカー部が選手権大会への出場を目指して切磋琢磨できる環境があることが一因」という声も見られる。

 中国の中学校や高校では日本のような部活動が一般的ではないため、日本の学生にはスポーツや芸術などに打ち込む「青春」があることが羨ましいようだ。中国メディアの騰訊は13日、日本では高校生によるサッカー大会にも非常に多くの観客が詰めかけると伝え、その理由は大会に「美しい青春」があるためだと伝えている。

 記事は、全国高等学校サッカー選手権大会の決勝ともなれば、毎年非常に多くの観客がスタジアムに詰めかけると紹介し、その中には出場校の生徒だけでなく、卒業生も含まれると紹介。特に「OB」と呼ばれる過去の部員たちも年代を問わずに大勢集合すると伝え、日本の部活動ではこうした「縦の繋がり」が存在することを紹介し、これは日本の部活動ならではの文化だと論じた。

 さらに、日本にはサッカーに限ったことではないが「応援団」という文化もあることを紹介。日本の部活動ならではの文化であると強調したうえで「主に同じ学校に通う生徒や試合に出場できない部員によって構成される応援団は、純粋かつ熱い気持ちで試合を応援する」と伝え、応援団の歌や叫び声、笑い声、涙も各大会にとって重要な要素であると指摘した。

 また記事は、部活動は高校生にとってまさに青春であり、3年生の引退試合ともなれば部活からの卒業と新しい人生へのスタートの意味を持つものとなると伝え、部活動は「美しい思い出に満ちた青春の1ページ」であることを強調。中国が学校における部活動を普及させる場合は日本を参考にすべきであると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)