日本で暮らす中国人が数多く存在するように、中国で暮らす日本人も数多く存在する。特に日本と中国の経済的な結びつきが強まるにつれ、留学やビジネスのために訪中する日本人の数は増えている。

 中国では毎日のようにテレビで抗日ドラマが放送されているため、中国在住の日本人も抗日ドラマを目にする機会は少なくないはずだ。では、日本人と中国人は抗日ドラマについて話をする機会はあるのだろうか。中国メディアの今日頭条は13日、家に日本人を招いた時に抗日ドラマを見てしまったという中国人の見解を紹介する記事を掲載した。

 記事によれば、この中国人が通う学校には日本人の教師がいるそうだ。ある日、クラスメートたちと共に日本人教師を家に招いた際、家ではテレビがついていて抗日ドラマが放送されていたという。しかも運が悪いことに、テレビで放送されていた抗日ドラマはちょうど日本兵が登場し、日本語でセリフを話していた場面だったそうで、この日本人教師も含め、場の雰囲気が悪くなってしまったらしい。

 記事は、日本と中国の間には不愉快な歴史があるが、中国在住の日本人が中国人と日々、付き合いをしていくなかで歴史について語り合うことはまずないと紹介。中国にいる日本人の多くは日中の歴史を否定することはないものの、歴史について中国人の前で口を開くこともないため、正直なところ「在中国の日本人が抗日ドラマについてどう思っているかはよく分からない」のだと紹介した。

 日本人と中国人が歴史問題や領土をめぐる対立について話をすれば、喧嘩になってしまう可能性が高い。それゆえ中国在住の日本人も中国人と歴史問題について話し合うことを避けるのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)