21世紀はロボットの世紀。製造業のみならずサービス業やわれわれの日常生活においてもロボットが活躍する場が増えている。ロボットは人びとの生活を便利にするが、同時にこれまで人間が従事してきた仕事の数々を奪い、失業者が増える可能性を指摘する声もある。

 中国メディア・東方網は12日、ロボットや人工知能(AI)による失業率が最も高いのは日本であるとする記事を掲載した。

 記事は、「昨年7月の世界女性ベンチャー大会にて、中国企業・アリババのジャック・マーCEOが『AIの時代、男性はよりロボットに取って代わられることになる』と発言した。この話を聞いて、私たちにチャンスが巡って来ると思った女性も多いのではないだろうか。しかし、最近の海外での研究では、そうはならないことが示された」とした。

 そのうえで、Website Builder Expert (WBE)が発表した、経済協力開発機構(OECD)加盟国における「自動化による失業率ワースト10」ランキングを紹介している。

 ランキングは男女別になっており、男性は1位が日本、2位がメキシコ、3位がチリだ。4位以下はトルコ、韓国、スロバキア、ハンガリー、ラトビア、ポーランド、イタリアという結果になった。また、女性では日本がやはり1位で、以下チリ、トルコ、メキシコ、スロバキア、韓国、チェコ、ハンガリー、イタリア、ドイツの順になっている。

 記事は、「いずれのランキングでも日本が1位だ。そして、自動化率は女性が63%、男性が65%とのことで、ロボットやAIによる自動化が女性に性別上の優位をもたらす傾向は基本的に見られない。さらに、日本では事務作業に従事している女性が多いが、事務作業こそ将来自動化レベルが高くなる分野。むしろ女性が大きな失業のリスクに直面する可能性もありそうだ」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)