中国メディア・東方網は11日、世界の学校給食の状況を紹介したうえで、日本の給食が優れている点について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、世界各国の小学校などで供されている学校給食を紹介。ベラルーシでは栄養ある食事が活力源との考えが強く、肉類と野菜を含む給食が提供されているとした。また、中国貴州省の小学校では、伝統的なおかずに米飯が組み合わされていると紹介。スコットランドの寄宿学校では、フィッシュアンドチップスが食べられていると伝えた。

 また、ケニアでは米飯と大豆からなる給食を、フランス・ボルドーでは小麦粉を蒸したものに肉、野菜という組み合わせであったとした。ボルドーの学校では、給食の栄養よりもプラスチック製食器の化学物質が子ども体に影響するのではと保護者が心配しているという。

 そのうえで、専門家が日本の学校給食をお手本として推奨していると紹介。その理由について「当番の子どもが白衣と白い帽子を身に着け、食堂で準備された給食を教室まで運び、みんなの分を盛りつける。そして、食べ終わると、みんなで食器を片付け、当番が指定された場所に返す。このモデルが、子どもたちの参画意識と責任感を養うことにつながるのだ」と説明している。

 記事はさらに、米国の学校給食についても言及。「米国の給食は比較的優れた栄養バランスなのだが、学校における食事が健康なものかどうかの指標は、栄養がすべてではない。食事の時間の長さにも関係しているのだが、米国には決まった食事時間の基準がなく、学校によっては15分間しか食事の時間をとっていないケースもある」と指摘した。専門家によれば、少なくとも30分の食事時間を確保すべきとのことだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)