中国メディアの今日頭条は11日、日本が近年、観光立国として多くの外国人を惹きつけるようになったと伝える一方、中国は悠久の歴史と雄大な自然があるにもかかわらず、外国人旅行客からあまり高く評価されていないと伝え、「外国人が中国ではなく、日本を好むのはなぜなのか」と問いかける記事を掲載した。

 世界観光機関によれば、中国を訪れる観光客の数は日本より多いのが現状だ。記事は、「それでも日本のほうが外国人から評価されている」と伝え、日本経済は確かに発展しており、日本製品の品質も高いが、「日本が外国人から好まれる理由は他に何があるのだろうか」と論じた。

 続けて、外国人が日本に抱くイメージと中国に対して抱くイメージには大きな差があると伝え、日本人は細部までこだわる国民性であるうえに礼儀正しく、社会には秩序があり、目に見える場所はどこも清潔だと紹介。こうした点が良いイメージを醸成していると指摘する一方、中国経済は大きな成長を遂げたが、外国人にとって中国のイメージはまだ1970年代の貧しい頃のままだと主張した。

 また記事は、日本人は中国人より西洋人を理解しているとしたほか、日本の街もあちこちに標識や案内があって初めて訪れる外国人にとっても親切だと主張。一方の中国の街は中国人ですら迷ってしまうほど不親切であり、標識も逆に混乱を招くような状況となっていると指摘。日本はより快適に過ごすことができるが、中国では滞在中にストレスを感じることが多いとの見方を示した。

 続けて、中国はせっかく悠久の歴史があるのにそれを活かしきれていない部分があるとし、外国人の受け入れなどの点で日本に学ぶべきことは多いと主張。観光立国に向けて着実に歩みを進める日本を見習うべきであると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)