日本へ留学している外国人のうち最も多いのが中国からの留学生だ。2017年5月の統計によると、外国からの留学生26万7000人のうち、10万7000人が中国人だった。

 これまでは大学進学を目指して高校卒業後に日本へ渡り、まずは日本語学校で日本語を学んでから大学受験するケースが多かったが、最近では高校から日本に留学することを考えている中国人も増えているようだ。これを踏まえて中国メディアの今日頭条は9日、高校から日本に留学することの5つの利点を紹介する記事を掲載した。

 記事がまず挙げているのが「入学が容易なこと」だ。卒業証明書の提示も日本語能力も問われないことが多いため入りやすいという。2つ目は全寮制の高校を選べば管理が行き届いているので「安全」であること。3つ目は高校を出てから日本に来るよりも「日本語の上達が早いこと」だ。完全に日本語の環境になるのが留学の強みと言えるだろう。そのうえ、日本の高校では英語も必須なので、日本語も英語も学べるとした。

 残りの2つは、欧米と比べて有利な点を指摘。日本の場合、高校から留学すれば「大学進学」できる可能性が欧米と比べて高いという。留学生が日本語を学びながら大学進学を目指せるように指導している学校もあると紹介した。最後の点は、「経済的で近い」ことを指摘。欧米と比べると約半分の資金で留学が可能で、ビザの取得も容易なうえに地理的にも近いので、子どもに気軽に会いに行けると魅力を紹介した。

 記事は最後に、日本の高校に入りたい中国の若者とその親に対して、まずは中国の高校に進学してから1年以上日本語を学んでおき、日本の高校に入りなおすのがお薦めだとした。中国の子どもたちは日本や日本語を魅力的に感じているということなのだろう。今のところは、高校から留学する中国人学生の数は多くないようだが、選択肢が広がっていると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)