中国メディア・捜狐は10日、日本人が考える「高齢者」の年齢が60歳を大きく上回っていたことが明らかになったと報じた。

 記事は、「中華人民共和国高齢者権益保障法」によれば、中国では一般的に満60歳以上の人を高齢者と称することになっていると紹介。そのうえで、日本の研究機関が昨年10月に行った「何歳からが高齢者か」についてのアンケート調査で、平均で64.2歳という結果になったと伝えた。

 このアンケートについて記事は、東京やその周辺地域に住む18歳から79歳の市民3000人に対して行ったものだとした。また、5年前に実施した調査では、まだ多くの会社の定年退職年齢が60歳だったこともあり、多くの人が60歳以上を「高齢者」と認識していたが、13年の調査では62.4歳に上昇、そして若い労働力が減少し、60歳を超えても現役で働く人が増えたことにより、今回はさらに1.8歳高い64.2歳になったと伝えている。

 また、回答者の年代が上がるごとに高齢者の定義年齢が高まる傾向にあるとし、20-50代では63歳、60-64歳では65.2歳、65-69歳では68歳、70-74歳では70.1歳という結果が出たことを紹介している。

 日本では「人生100年時代」と言われるようにもなっている。50代、60代の人も昔とは比べものにならないほど若々しく見えるようになった。「高齢者だと思う年齢」の上昇は、若年人口の減少に伴うシルバー世代の活用という要素が大きいことは間違いないが、平均寿命が延びたことを考えれば、自然なことでもあるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)