中国では住宅の窓に防犯用の鉄格子が取り付けられているのが一般的。物々しさを感じるが、住居侵入を防ぐという点では効果的だ。かたや日本の窓には鉄格子はついておらず、1人暮らしをする女性にとっては防犯面では少々心細いかも知れない。中国メディア・人民網は5日、日本で1人暮らしの女性向けに開発された「秘密兵器」を紹介する記事を中国版ツイッター・微博で掲載した。

 紹介されたのは、レオパレス21がこのほど開発した防犯設備「Man on the Curtain」だ。スマートフォンを操作し、プロジェクターを通じて部屋のカーテンに男性の影映像を投影するというもの。バットの素振りをしたり、筋トレをしたりといった男性の動く影12パターンが用意されているという。

 記事は、「東京にはたくさんの1人暮らし女性が住んでいて、多くの犯罪者の目標になっている。悲劇の発生を避けるために、ある企業が『カーテン男性』を作り出した。外から見ると誰かと一緒に生活しているかのようであり、1人暮らしではない状況を装う事ができる。このアイデアには孤独を感じつつも、何とも言えない暖かさを感じる」と説明した。

 中国のネットユーザーからは、その創意に対して感心、賞賛するコメントが多く寄せられる一方で、疑問も少なからず飛び出した。中でも多かったのは「同じ建物で複数の部屋が同じ男性の動きを投影していたらどうするのか」という声。1人暮らしをカモフラージュするはずが、他の部屋と同じ映像を投影することによって逆に「ここの部屋は1人暮らし」ということを教える結果になりはしないか、ということを心配しているようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)