中国には歴史問題を理由に反日感情を抱く人が少なからず存在する。だが、歴史的に見ればアヘン戦争やアロー戦争があったように、中国を侵略しようとした国は日本以外にも存在するのだが、なぜ中国人は日本に対してばかり強い反感を抱き続けるのだろうか。

 中国メディアの今日頭条は5日、中国にとって抗日戦争が終わって70年以上が経過しているというのに、多くの中国人は今なお日本に反感を抱き続けていると指摘し、中国人が今も日本に対して「好感を抱けない理由」について考察する記事を掲載した。

 中国では1937年から45年までの日中戦争を「抗日戦争」と呼んでいるが、記事は「抗日戦争が終わって70年以上も経過し、戦争による傷はすでに癒えているはず」と指摘する一方、今でも中国では「日本」という言葉に対して強いアレルギー反応を示す人が数多く存在すると指摘。また、第2次世界大戦で日本と共に枢軸国となったドイツやイタリアは現在、中国で特に嫌われてはいないと伝え、なぜ日本ばかりが嫌われているのかと疑問を呈した。

 これに対し、中国人はメンツを大切にする民族であり、礼節や態度を重視する民族だとし、「誠実な態度で謝罪すれば、誰だって許す度量を持つ」と主張。中国は長い歴史と広大な国土を持つため、歴史を紐解けば多くの民族との諍いがあったと指摘する一方で、こうした諍いも相手が誠実な態度を示しさえすれば、中国人はこれまで許してきたと主張した。

 しかし、日本人は誠実さに欠けていると主張し、「確かに歴代の首相は口では歴史問題に対する謝罪を繰り返しているが、謝罪すると同時に戦犯が祀られている靖国神社に参拝するなど、誠意が欠けた行動を取っている」と主張、こうした対応を取るならば、いっそのこと謝罪などすべきではなく、「口では謝罪する一方で、靖国神社に参拝する」というダブルスタンダードの行為は中国人の怒りを助長するだけだと批判した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)