中国メディア・東方網は3月31日、フィギュアスケートのペアで活躍した日本の高橋成美さんが同日引退を発表したことについて、かつて中国メディアもその滑りについて「艷やかで人の心を動かす」と絶賛したことあると伝えた。

 記事は高橋さんについて、「1992年生まれの千葉県出身。5歳からフィギュアスケートを始め、10歳で頭角を現し始めた。2007年にはカナダ出身の日系選手マービン・トランとペアを組み、10年には世界ジュニアグランプリファイナルで2位に入った。2012年にはキャリアのピークを迎え、トランとのペアで銅メダルを獲得」と紹介した。

 そして、「(2012年の世界選手権では)点数が出た後で、キス・アンド・クライでテーブルに飛び登らんばかりの勢いで喜びを爆発させる様子が有名なシーンとなり、多くのファンの記憶に残った。その後トランとは国籍の問題もありペア解消を余儀なくされ、別のパートナーとペアを組んだが、いずれもトランとの成績を上回る結果を出すことができなかった」と伝えている。

 日本のフィギュアスケートでは、浅田真央さんや羽生結弦選手をはじめとする男女シングルのレベルが高く、世界的な知名度も高い。決して世界トップクラスに君臨し続けたわけではない高橋さんが中国メディアに取りあげられた背景の1つには、中国でトレーニングしていた経験を持つという点があるようだ。

 記事は、「高橋は流暢な中国語が話せることで、中国メディアから注目を集めるとともに、中国のファンにも認知されていた。小柄で笑顔が愛くるしい女性として人気があり、その引退には中国のファンからも傷心の声が少なからず出ている」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)