世界の工場とも呼ばれ、様々な製品が中国で製造され、世界に輸出されているわけだが、近年は中国製の武器の取引量も拡大しているようだ。中国メディアの今日頭条は18日、「多くの国が中国製の武器を好んで購入する理由」を考察する記事を掲載した。

 中国は近年、武器や兵器の現代化を進めており、最先端のステルス戦闘機や空母も保有しているのは周知のとおりだ。記事はまず、2012から16年にかけて世界で取引された武器・兵器のうち、中国は全体の6.2%のシェアを占めたと伝え、07年から11年にかけての5年間と比較して74%も輸出量が増加したと紹介した。

 さらに、中国はすでに英国やフランスを超え、世界第3位の武器輸出国となっていることを紹介。以前、西側諸国の軍事専門家は「中国の武器輸出はパキスタンやバングラデシュなど一部の国に集中しており、立ち遅れた中国の武器を買いたがる国はない」と主張していたが、現在は中国が武器を輸出する国は世界55カ国まで拡大しており、アジアだけでなく、 アフリカやラテンアメリカの国にまで輸出するようになっていると伝えた。

 では、なぜ中国製の武器を多くの国が輸入するようになっているのだろうか。記事は、中国の武器輸出の原則は、「他国への内政干渉をせず、相手国の自衛力を高め、地域の安定に貢献する」という3点だけであると主張、西側諸国のように「あれこれと条件をつけない」ため、西側諸国が提示する条件をクリアできない国が中国の武器を求めているのだと論じた。

 経済の発展と共に中国が世界に及ぼす影響は大きくなってきている。軍事面もその1つだが、武器に頼ることなくすべての人が平和に生活できる世の中になることを期待したいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)