中国は世界最大のタバコ消費大国であり、「敬煙」という人にタバコを勧める習慣があるほどタバコを吸う人が多い。一方、日本では近年、タバコをめぐる環境が大きく変化し、喫煙者の数も減少傾向にある。

 こうした環境の違いが理由なのだろうか、中国で高級品として売られているタバコの銘柄が日本では中国より安く売られていることが中国人としては複雑な思いらしい。

 中国メディアの今日頭条は20日、最高級品として知られるタバコ「中華」は中国国内で650元(約1万円)で販売されているが、日本の免税店ではわずか250元(約4200円)で販売されていると伝えている。

 日本国内でも中国産のタバコが販売されているのを見かけることがあるが、中国の最高級タバコ「中華」も一部で販売されている。特に中国人旅行客が多く訪れる場所や、免税店などではよく見かけるものだ。記事は「中華はタバコとしては高級品かつ贅沢品であり、中国で中華は1カートンで650元もするのだが、インドネシアでは380元、パキスタンでは320元、そして日本では250元という安さであると伝え、中国国内では高級品として扱われている「中華」が日本では半額以下で販売されていることが納得できないと主張した。

 中国では今も高級タバコが販売されているが、喫煙者の数が減少傾向にある日本ではタバコは嗜好品という扱いではなくなっている。高額なタバコもなかなか売れない環境にあると言えるが、日本で中国の高級タバコが中国国内より安く売られているのは、こうした環境の違いが関係しているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)