上海、北京、深圳など中国の大都市に住んでいる外国人の数は地方に比べると多い。そのなかには日本人も含まれるが、同じアジア系ということもあって街中を歩いていても日本人が外見で目立つという事は少ない。中国メディアの今日頭条は18日、上海在住の日本人が10万人を超すという統計を挙げ、その数を見た中国人の心に沸き起こる感情について記事にした。

 仕事や留学で中国に在住する外国人もいるが、欧米人やアフリカ系の外国人は外見の違いがはっきりしているゆえに「街を歩いていると、ほぼ100%と言って良いほど、中国人から振り返ってまで見られる」と指摘し、外国人からするとじろじろ見られることを耐え難く感じるほどだと紹介。しかし、そのように注目してしまうのは中国人にとって外国人がまだ珍しいからであって、心の中では友好的な気持ちを抱いているとした。それとは対照的に「唯一、日本に対して中国人は同じ友好的な気持ちは抱けない」と主張した。

 歴史的な背景ゆえに今でも多くの中国人は反日感情を抱いているようで、「現在上海だけでも10万人を超す日本人が生活している」という統計を目にすると、その数の多さに圧倒される思いのようだ。それも、日本人が身近で生活していても外見だけでは目立たないため、多くの日本人が実は身近にいることを自覚できず、不意を突かれたように感じたようだ。

 記事はこれに対して、近年日本で土地を購入する中国人が増加していることを指摘し、中国人が所有する土地の面積は年々増加していることを強調して対抗意識を示した。こうした記事の主張を見ると、中国人の心の中には今も「日本に侵略された」ことが大きく存在していることを伺うことができる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)