日本人にとってウナギは身近な食材であると同時に高級食材の1つとして人気が高い。中国でも日本人がウナギ好きであることは広く知られており、日本料理を代表する食材として認識されている。

 しかし、近年はウナギの漁獲量が減少傾向にあり、国産ウナギの価格は上昇傾向にある。そして、中国からは養殖ウナギが大量に輸入されているわけだが、中国人のなかには「日本人がウナギ好きであるのは知っていたが、中国産のウナギが大量に日本に輸出されているとは知らなかった」という人も多いようだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本料理として名高いウナギの蒲焼は中国でも広く知られている存在だと伝える一方、「日本で中国産ウナギが広く食されていることや、中国産ウナギの大半が広東省台山市で養殖されていることはあまり知られていない」と伝える記事を掲載した。

 記事は、台山市は特産品に恵まれた都市であるが、日本市場への参入に成功したのはウナギだけと言って過言ではないと指摘。現在の日本は、ウナギ消費量の7割以上を輸入しており、中国はその大半を供給しているが、中国が日本に輸出する活ウナギのうち、8割は気温が高めで、水質も綺麗な台山市で養殖されたものだと紹介した。

 中国人の多くは、日本人はウナギが大好きであることを知っているようだが、中国産ウナギが日本で広く食されていることはあまり知られていないようだ。だが、中国でも近年は魚の消費量が増加していることから、日本では国産ウナギはもちろん、中国産ウナギの価格も上昇していくことになるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)