日本に旅行に来る外国人にとって、日本でしか体験できないことをしてみたいというのは自然な願いと言える。外国人の考える日本らしさといえば、まず着物を挙げることができるだろう。着物を着て、町を散策したり寺をまわったり、浴衣で夏祭りに行くという体験は外国人にとって人気が高いことの1つだ。

 中国メディアの今日頭条は17日、「中国人は日本に旅行に行くと、どうして着物で街に出るのか」と題して記事を掲載した。

 記事はまず、中国人にとって日本という旅行先は、ショッピング、観光地、交通などが整っている観光業の発展した国だと紹介。隣国という近さもあって多くの中国人を引き付けているとした。

 多くの訪日中国人が何年か前に温水洗浄便座を爆買いしたように、日本の商品を大人買いすることがたびたび報じられてきた。これに対して記事は苦言を呈し、「日本の商店が喜ぶだけではないか」と疑問を示した。

 また、旅行者の着物体験についても疑問を呈している。着物は日本の民族衣装なので、それを中国人が着るのはいかがなものかと感じているようだ。記事によると、着物とは正式な場所で日本の女性が着るもので、高貴で優雅な雰囲気を出せる服装であると論じ、それを中国人が旅行の思い出に着て紀念撮影していると非常に不満げな様子だ。

 外国の民族衣装を着て記念写真を撮るのは、どの国でも一般的なことでではないだろうか。しかし、日本での着物となると、やはり反日感情から抵抗があるのかもしれないが、唐の時代に影響を受けて今の着物の形になったことを好意的に捉える中国人も少なくないのも事実だ。感じ方は人それぞれだが、それほど深く考えず、旅の記念として着物を着ても良いのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)