中国でも車に乗った際にはシートベルトをしなくてはならない。法律で定められているだけでなく、自分の命を守るために必要なことだ。だが、中国では多くのドライバーがシートベルトを締めずに車に乗っているのが現状だ。中国メディアの行家はこのほど、中国人ドライバーの悪習が日本人から嘲笑されているとする記事を掲載し、シートベルトを締めずに車を運転することは「自殺行為に等しい」ことであると中国人読者に警告している。

 記事はまず、中国で販売されている自動車にも当然、シートベルトの未着用を音と表示で警告する装置が付いているが、一部のドライバーはシートベルトを着用するのが面倒だという理由から、シートベルトを着用しないまま、タングプレート(T字型の金具)だけをバックル部分に差し込み、シートベルト着用と同じ状態にして警告を解除して運転していることを紹介。

 また、中国では販売されているが、日本では販売されていない「ベルトなしのタングプレート」を日本で販売した中国人が警察に逮捕され、罰金を科された事例を紹介し、日本のメディアや日本人から嘲笑されていると主張した。

 続けて記事は、シートベルトを着用した状態で事故に遭ってしまった場合、正面衝突で57%、側面衝突で44%、横転事故の場合は80%も死亡率が低くなるというデータがあることを紹介し、シートベルトの重要性を強調する一方、中国でのシートベルト着用率は37%、後部座席にいたっては10%しかないことを紹介し、シートベルトは「命の帯」であり、「ベルトなしのタングプレート」を使用して運転することは自殺行為に等しいことだと強調した。

 経済発展と共に本格的な自動車社会となった中国だが、交通死亡事故が多発していて社会問題にもなっている。記事が指摘しているとおり、シートベルトは命を守るものであり、車に乗ったらシートベルトを締めることを習慣にしてもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)