中国メディア・今日頭条は13日、「日本の農業発展モデルはわれわれが学ぶに値する」とし、現代化を遂げた日本の農業の優れている点について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、品質やパッケージの管理に対する厳しさについて言及。「日本の市場に並ぶ農作物はいずれもきれいにパッケージされており、バラ積みや泥付き、枯れ葉付きといったものは販売されない。そして、パッケージには製品名以外にも産地や生産者の氏名が記載されている。また、品種の良し悪しが品質を決定する前提条件であることをよく理解しており、農家たちは市場の情報に基づき、良い品種を選んで栽培を行う。先進的で管理の行き届いた生産モデルが日本の農作物の品質が高い大きな要因だ」と説明している。

 また、農業社会において分業化、専門化が進んでいることを指摘。「分業化、専門化は地域の経済発展ぶりを示す重要な指標だ。日本の農業はそれぞれの地域にそれぞれの特色があるほか、各農家がそれぞれ得意とする作物を持っており、互いに補い合うことで農業経済全体の枠組みを構築している。一般的に1つの農家は年間に1−2種類、多くても3種類の作物しか栽培せず、そのほとんどを商品作物として出荷する。商品率が高いのだ」とした。

 さらに、家族経営と農協によるソーシャルサービスが結びついていることも、日本の農業がもつ顕著な特徴であると紹介。「農協は今や経済的機能と社会的機能が一体化した民間団体に発展しており、農業生産を組織するのみならず、生産や生活に係る品の購入、農作物販売といった経済活動も行っている。しかも、政府から出た各種補助金を農家や関連団体に分配する役目も担っているほか、農家を代表して行政に対して意見を申し入れ、農家の利益を守る」と伝えた。

 記事は、「日本の農家は自らの実践によって、農業産業が大いに見込みがあり、潜在力を秘めていることを証明している。そのカギは、旧来の農業生産方式を変え、絶えず農民のポテンシャルを高めるとともに、農業の技術化、現代化、大規模化、集約化のレベルを高める努力をすることにある」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)