日本では核家族化が進んでいて、中国のように3ー4世代の家族が一緒に生活しているという家庭は少なくなっている。しかも、日本人は中国のように祖父母に孫の面倒を「丸投げ」することは少ないため、中国人から見ると日本人は仕事と子育てをどのように両立しているのか、疑問に感じられるようだ。

 中国メディアの今日頭条は8日、「日本の仕事を持つ女性は、祖父母に頼らずにどのように子どもを育てているのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、日本の子育て事情について紹介している。

 記事は、以前の日本では女性は結婚後に仕事をせず、専業主婦として家庭を守り、子どもを育てる習慣があったと紹介する一方、日本経済の低迷が家計の収入に影響を与え、近年では多くの女性が結婚後も仕事を続けるようになり、家計を支えるようになってきていることを紹介。では、祖父母の援助もない日本の仕事を持つお母さんはどのように子どもを育てているのだろうか。

 記事は、日本には安全性を心配せずに信頼できる保育園や幼稚園があり、仕事を持つ親は幼い子どもを預けることができると紹介。保育園と幼稚園では管轄する行政機関や適用される法律が異なる部分はあるが、資格を持った人が子どもの世話をしてくれるため、安心して子を預けることができると紹介した。

 続けて、中国人筆者の子どもが日本の保育園に通った際の経験を紹介。この子どもが通った保育所では、保母さんと保護者が密にコミュニケーションを取るための連絡帳があり、親は子どもが保育園でどのように過ごしていたのかを細かく知ることができると紹介し、近年の日本では保育園に子を入れられないという問題が起きているものの、「中国より公平に保育サービスを受けられるのは事実だ」と紹介している。

 中国では共働きの家庭がほとんどだ。子どもを幼稚園に通わせている家庭もあるが、費用が非常に高額であることが多い。それゆえ多くの家庭では、祖父母に子どもを預け、両親は働きに出ることが一般的に見られる。だが、祖父母に甘やかされ、子どもたちがわがままに育ってしまうケースも多く、親たちも手を焼いている状況が多く見られる。今後、中国でも日本のような幼稚園、保育園の需要が高まってくることが予想される。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)