今でこそワールドカップ(W杯)の常連国となったサッカー日本代表だが、W杯に参加したのは1998年フランス大会が初めてであり、日本もずっと常連国だったわけではない。かつては中国代表に歯が立たないという時代もあったが、今では日中の力関係は完全に逆転していると言えるだろう。

 中国メディアの快資訊は12日、今でこそアジアのサッカー強豪国となった日本だが、「伝統的な強豪国」というわけではなく、かつては韓国や中国に「恐れおののいていた」時代もあったと伝えつつ、現代の日本サッカーはアジアどころか世界的に見ても強い方であると伝え、その着実な成長は中国人にとって「尊敬と反省の対象」であると論じている。

 記事は、日本サッカーが比較的短期間で急激な成長を遂げた理由を分析しつつ、成長に大きな役割を果たした存在の1つとして漫画「キャプテン翼」を挙げた。この漫画が子どもたちの間で流行したことによってサッカーに親しむ少年が急増し、サッカー人口の基盤が形成されたと紹介し、現在のプロサッカー選手のなかにもキャプテン翼をきっかけにサッカーを始めたという人が数多くいると伝えた。

 さらに、国を挙げた目標づくりと計画の着実な実行も日本サッカーを強くした要因だとし、プロサッカーリーグの整備やサッカーに親しむ少年少女を増やすための環境づくりなどを挙げ、日本は単にW杯の成績を追い求めるのではなく、日本のサッカーに親しむ人の数を1000万人にする目標を掲げていると紹介。こうした長期的な視点で1歩1歩着実に前進してきたからこそ、日本と中国のサッカーの強さは逆転したのだと伝え、その道のりは多くの中国人にとって「尊敬と反省の対象」であると主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)