中国メディア・東方網は11日、子連れ旅行にふさわしい日本の「萌え系」観光スポットを紹介する記事を掲載した。記事が取り上げたのは、特定の動物がたくさんいることで知られるスポットの数々だ。

 1カ所目は、京都府の岡崎神社。「日本旅行で神社に行く人は多いかもしれない。そこで紹介するのが、超かわいいウサギ神社だ。ウサギ神社はあくまでも愛称なのだが、この神社の境内には可愛らしいウサギがたくさんいるのである」と紹介した。

 2カ所目は、岩手県の田代島。「田代島は日本で最も有名な『猫島』だった。その昔、ネズミの被害に悩まされた島民がネズミ退治のためにネコを飼い始め、その数が増えていったという。島にはネコの石像やネコを模した家屋など、ネコにちなんだものがいたるところで見られる。島内ではイヌがネコの天敵とみなされているため、イヌを島内に入れてはいけないことになっているのだ」と説明している。

 3カ所目は、広島県の大久野島。「ここはウサギの天国であり、至る所で野生のウサギを見かけることができるため毎年大勢の観光客がやって来る。しかし、この島はかつて日本軍の化学兵器製造基地として使われていたという暗い歴史を持ち合わせる。島にウサギが数多くいる理由については、毒ガス試験用に飼育していたものが終戦により取り残された、子どもたちが残していったウサギが繁殖した結果などといった説がある」とした。

 4カ所目は、宮城県の蔵王キツネ村。「100円の入場料を払うだけで、6種類の野生キツネと触れ合うことができる。野生ではあるが人に慣れているためエサやりも可能。キツネたちが見せる様々な『萌え姿』を堪能することができるのだ」と紹介した。

 記事はさらに、中国人にもすっかりおなじみとなった、シカと触れ合える奈良公園、ニホンザルたちが温泉につかって恍惚とした表情を見せる長野県の地獄谷温泉を取り上げている。

 奈良公園のシカについては近ごろ、中国人観光客が噛まれるケースが相次いでいるとの情報が中国でも盛んに伝えられている。人と人との間で守るべきルールや礼儀があるように、人間や動物と触れ合う時にもわきまえておくべき「礼儀」があるのだ。それを踏まえて各地の訪れれば、きっと動物たちと一緒に幸せな時間を過ごすことができるだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)