日本は風呂をこよなく愛する国であり、家に浴槽が設置されているのも一般的となっている。毎日のように浴槽に浸かるため、各家庭には「ガス給湯器」か「電気給湯器」のどちらかがあるのが普通だ。給湯器は現代生活に不可欠なものだが、日本と中国とでは多少の違いがあるようだ。

 中国メディアの天天快報は5日、日本の「中国とは違う給湯方法」について紹介する記事を掲載した。日本ではガス給湯器の方が多いが、中国では電気給湯器の方が多いのだという。

 ガス給湯器は、必要な時に必要な分だけお湯を作れる瞬間式のため、いつでも湯切れの心配なくたっぷり使うことができる。お湯に浸かる習慣がある日本人にとっては、追い焚きもできて非常に便利だ。記事は、日本ではガスが非常に普及しており、LPガスや環境にやさしい都市ガスもあって、「先進的だ」と称賛した。

 一方の中国で普及している電気給湯器は、作ったお湯をタンクに貯める仕組みになっているもので、使用できるお湯の量が決まっているため、利用人数やタンクの容量によっては湯切れを起こすことがある。しかし、日本のように浴槽に入る習慣がなく、シャワーで済ませてしまう中国人の生活には大きな問題はないのだろう。最近では日本でも電気給湯器が普及してきてはいるが、ガスほどではないようだ。

 中国にもLPガスや都市ガスがあるが、その用途の多くが調理用で、シャワー用には電気給湯器を設置している場合が多い。ちょっとした違いではあるが、日本人が中国へ行くと最初に戸惑い違いを感じる分野と言えるだろう。やはり日本人としては、シャワーだけで済ますのではなく、寝る前にゆっくりと湯船につかりたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)