中国メディア・東方網は10日、中国で子どもがエレベーター内で小便をする事案がしばしば発生しているとしたうえで、日本における子どもの教育について称賛する記事を掲載した。

 記事は、「動画では、エレベーターに1人で乗っていた子どもがあろうことか階数ボタンめがけて小便を放っているのが見える。誰も見ていないだろうと思ってやったようだが、その一部始終を監視カメラが撮影していた。しつけがなっていない子どもがエレベーターで小便するケースは今回が初めてではない。一昨年には浙江省で6歳の男児がエレベーターの制御パネルに向けて小便したところエレベーターの電気回路がショートし、重傷を負う事態になった」と紹介している。

 そのうえで、「エレベーター事件を起こす子どもたちは『自由』なのだが、親は子どもに対して『自由の前提には、絶対に超えてはならない一線がある』ということを教えなければいけない。ルールがあれば守らせるだけでなく、ルールを頼りにして物事の是非や善悪を判断できるよう教育しなければならないのだ」と指摘。この点において日本の教育は「口先だけではなく、実際の生活の様々な部分で実践されている」と伝えた。

 そして、日本で行われている取り組みとして、「他人に迷惑を掛けない」ことを小さい頃から教え込むことで自律性やモラル、マナーを守る心を培う、家庭においても「1人で外出しない、友だちと遊ぶときには行き先や一緒に行く友だちの名前を伝えていくこと」などといったルールを設けて守らせるといったことを挙げている。

 記事はさらに、「日本の親は、子どもを前にしてルールをしっかり守る。之も子どもの教育のうえで大事だ。あなたは子どもを連れて日常的に道路を横切ったり、赤信号を渡ったりしていないだろうか。こういった行為は、知らず知らずのうちに子どもに『君もルールを破って良いんだよ』と伝えてしまうことになるのだ」とした。

 「この親にしてこの子あり」、「子は親の背中を見て育つ」という言葉がある。ルールやマナーを守る子どもを育てたいのであれば、まずは親自身が日常生活において「ずる」をしていないか見つめなおす必要がありそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)