中国メディア・今日頭条は8日、日本の保育園に実際に子どもを預けた経験を持つ中国人が語る、中国の幼稚園との決定的な違いについて紹介する文章を掲載した。

 文章の作者は、かつて子どもを日本の保育園に4年間預けたという。文章では、その際に保育士とのやり取りに利用していた連絡ノートの内容を紹介しつつ、保育士たちがしっかりと保護者と連絡を取りつつ、子どもの面倒をちゃんと見てくれたことを伝えた。そして、中国に帰国する前には保育士たちが、子どもとの別れを惜しむメッセージを書いてくれ「その内容を見ると涙が出る」とした。

 そのうえで、「子どもは北京に帰った後も幼稚園に通った。そこは環境が非常によく、先生たちもよく見てくれたのだが、それは祖父母がある科学研究分野の研究員だったからなのだ。一方で、日本では何のコネもなく、フリーランスで働いていて何の後ろ盾もなかったのに、公平な就学前の保育サービスを受けることができた。これが日本の全国民福祉であり、法律でも明確に規定されているのだ」と伝えている。

 そして、日本の児童福祉法において、全ての国民が児童の健やかな出生と成長を保障する努力をすること、すべての児童が等しく愛護され、生活の保障を得ることなどが明記されていると紹介した。

 文章は、「この法律の指導に基づき、保育費の滞納があっても、日本の保育機関では子どもを強制退園させて教育を受ける権利を奪うことはせず、保護者に対して別の措置を講じるのだ。資料を調べてみると、全ての児童に等しく保障を与えるという理念は、終戦直後に浮浪児が大量に出現したことで、日本政府が『児童の基本的な生存環境を守ることが、日本の未来の保障になる』と考えたことによるという。児童福祉法の施行から70年、この理念がおおむね実現されているというのは、非常に素晴らしいことだと言える」と論じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)