日本と違って中国では大型車が人気となっている。それゆえ中国人から見ると、日本で軽自動車が人気を集め、販売数を伸ばしているのは不可思議なことに感じられるようだ。中国メディアの今日頭条は3日、「日本人が軽自動車を愛しているのはただ安いからなのだろうか」と疑問を呈する記事を掲載した。

 国によって人気を集める車種は異なるが、記事は「米国は馬力のある車が好まれ、中国は大きな高級車が好まれるが、日本では軽自動車が流行している」と指摘。中国には「軽自動車」という規格は存在しないため、中国の読者に向けて軽自動車の現在の規格は「長さ3.4メートル、幅1.48メートル、高さ2.0メートル、排気量660cc」だと説明した。

 このように排気量、車体ともに小さく、低燃費であることは、インドや東南アジアの国々で人気となるのは理解できるとしながらも、先進国である日本で軽自動車が人気を集めているのは他の理由もあると指摘。それは実用性が高く、時代と共に発展してきた軽自動車には様々な外観、タイプがあるので、その種類の豊富さが消費者のニーズを上手に満たしているためだと論じた。

 中国ではあまりコンパクトカーを見かけないので、スポーツタイプのオープンカーや箱型の機能性を重視したものまで様々な種類の軽自動車があることに驚きを感じるようで、「日本人はコストが安いからという理由だけで軽自動車を愛しているのではなく、軽自動車には他にも多くの魅力が詰まっているのだ」と主張した。

 日本では根強い人気を集め続けている軽自動車だが、中国で軽自動車が購入できるようになったとしたら、消費者は一体どんな反応を示すのだろうか。大きな車がもてはやされている今は売れなくとも、消費が成熟すればいつかは軽自動車が市民権を得る時代が来るかも知れない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)