訪日外国人が増加し、ますます国際化が進んでいる日本。観光客だけでなく、日本で暮らす中国人の数も増加しており、2017年の統計によると、日本に在留する中国人は71万人を超えたが、中国人にとって日本での生活は居心地が良いものなのだろうか。中国メディアの海外網は8日、「日本での生活は本当に中国より良いのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事によると、日本での生活は利点が多いという。1人暮らし用のアパートが多く、小さいながらも室内は収納が多くて住みやすく、管理人もいると紹介。また、環境は「比べ物にならないほど」良いとしたが、これは空気の質からよく分かるようだ。交通面では、都市部は公共交通機関が発達していて便利だが、遠くへ出かけるには自動車がないと不便だと指摘。しかし、自動車も中国に比べてずっと安く買えるのが良いとしている。

 また、治安に関しては、玄関を閉め忘れても心配ないほどと治安が良いと称賛。ポストにかぎをかけなくても中身を盗まれることはなく、悪天候の日に家の外に傘を置いていても誰も盗まないと伝えた。中国では家の外に置いておいたものは、傘でも花でも何でもすぐになくなってしまうので、きっと感動するに違いない。

 しかし、唯一外食に関しては残念だと評価した。最初こそいろいろな店があって目移りするが、日本はチェーン店ばかりで、どこで食べても1年中同じでそのうちに興味を失うとしている。チェーン店が多いのは確かだが、客を飽きさせないように季節ごとに新メニューを出すのが普通だ。チェーン店以外にもおいしい食事を提供するレストランやカフェは非常に多いのだが、中国人としては食べなれた中国の料理が恋しくなるのかもしれない。

 とはいえ、これだけ多くの中国人が日本に住み、帰国せずに留まっているということは、それだけ日本が住みやすい場所であることを示していると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)