中国メディア・東方網は6日、日本人が畳を愛し、畳の上に布団を敷いて寝る人がなおも多い理由について考察した記事を掲載した。

 記事は、「多くの日本人が年間を通して畳の上で寝るということは、みんな知っているだろう。日本の文化の多くは古代中国の唐王朝から入ってきたものだが、実際唐の時代の人たちはすでにベッドで寝始めていた。しかし、日本人はこの文化を持ち帰らなかった。頻繁に交流していたから、ベッドというものの存在を認識していただろうが、それでも畳を使い続けた。その理由は一体何なのか」と疑問を提起した。

 そして、「その理由は実はシンプル。畳の方がベッドよりも日本に適していたからだ。海に面して湿度が高い日本では、畳の吸湿性がメリットになる。そして、冬は寒さも和らげてくれるため、日本人にとっては宝物のような存在なのだ。また、日本は土地が狭いため、少ないスペースで生活できる畳の部屋が重宝されてきたのだ」と説明している。

 さらに、「もう1つ、非常に重要な原因がある」とし、「それは日本では地震が頻繁に起こり、地べたに寝ていた方が地震を感知しやすく素早く逃げられるためだ。ベッドで寝る心地よさより見、命の方が大切なのである」と伝えた。

 記事は、「これらの理由から、日本は中国伝来の畳から離れられないのである。それにしても日本は多くのものを中国から学んできたと言わざるを得ない。日本の伝統文化の1つと言われる下駄だって、唐の時代に中国から取り入れたものなのだ」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)