経済発展と共に国際化が進む中国では、仕事の関係で中国で暮らす外国人の数も増加している。中国メディアの今日頭条は2日、特に外国人が多く住むようになった上海、広東省広州、浙江省義烏について取り上げ「なぜ外国人は中国で暮らしたがるのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事によると、中国では都市によって多く住む外国人の出身地が異なり、「上海は10万人を越す日本人がおり、広東省広州にはアフリカやアラブ系の人が多く、続いて浙江省義烏市にもアラブ人が多く住んでいる」と指摘した。それぞれの都市に進出している企業の多さや盛んな産業に関係すると思われるが、義烏市は中国最大規模の雑貨卸市場がある街であるゆえ、中東から買付けに来るバイヤーが多く、これらのアラブ人には「第二の故郷」と呼ばれるほどだと紹介した。

 外国人からすると中国のライフスタイルに慣れる必要はあるものの、ある程度慣れることができれば、スマホアプリで使えるシェア自転車やネットショッピング、スマホ決済など中国独自の便利なサービスは数多く存在するのは事実だ。中国に暮らす外国人にとって魅力となっているであろうとする点について、記事は「安全な環境、交通機関の便利さ、豊富な就職の機会」があるからと独自に分析し、こうした要因があるゆえに外国人は中国で暮らしたがるのだと論じた。

 一部地域に外国人が集ると外国人街ができ、中国には売られていない生活用品や故郷の料理が食べれられる店など外国人のコミュニティーが出現してくる。中国に暮らす日本人にとっては、日本系企業のショッピングモールはこうした必需品が欲しい時に大いにありがたい存在となっている。

 中国の経済成長にはまだ多くのビジネスチャンスが秘められている。中国での生活も快適になってきていることを知れば、今後より多くの外国人が仕事の拠点を中国に移すことになるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)