2月25日に東京マラソンが開催された。近年は中国でも人びとの健康意識が高まっており、市民ランナーも増えていることから各地でマラソン大会が開催されているが、中国人ランナーたちにとって東京マラソンはぜひとも参加してみたい大会であると同時に、さまざまな点で「敬服させられる」大会なのだという。

 香港メディアの鳳凰網はこのほど、過去の東京マラソンに参加した中国人ランナーの見解として、東京マラソンは「参加してこそ、その凄さを実感でき、参加してこそ中国のマラソン大会がいかに国際レベルからかけ離れているかがわかる」と論じる記事を掲載した。

 記事は、東京マラソンは「ワールドマラソンメジャーズ」に数えられる世界的な大会であることを指摘しつつ、ワールドマラソンメジャーズに加入したのは2013年と、ワールドマラソンメジャーズのなかでもっとも「若い大会」であるにも関わらず、今や世界で高い評価を得ている大会の1つになったと指摘。そして、高い評価を支えている存在の1つが運営面の質であるとし、現場のボランティアは非常によく訓練されているうえ、参加ランナーは荷物を預けて実際に走り出すまで、「混雑によるストレスを一切感じずに済む」と紹介したほか、3万人以上のランナーがいるにもかかわらず、スタート地点は非常に静かで、「その静けさには恐怖感すら感じるほど」だと論じた。

 また、これだけ多くのランナーが参加するとなると、給水やトイレが問題になりがちだが、東京マラソンでは給水所が数多く設置されているうえに紙コップが投げ捨てられたまま放置されることもなく、トイレも1キロメートルあたりに2ー3カ所は設置されていて、走っている最中に頭をあげればトイレの標識がすぐ目に入るよう配慮されていると紹介。しかも、コースからトイレに向かう道で迷うことのないよう、ボランティアがわかりやすく誘導してくれるのは感動的であるとした。

 さらに記事は、沿道で応援してくれる人びと、ゴール地点に設置された足湯、トイレ内に完備されたトイレットペーパーなどの存在も指摘したうえで、東京マラソンは「粗さがしをしようとしても、批判できる点が見つからない」と伝え、「東京マラソンに参加すれば、歴史問題を理由にどれだけ日本が憎たらしくとも、尊敬の念が生じ、敬服せざるを得ない気持ちになるはずだ」と論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)