アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は21日、1次リーグ2戦目を行い、セレッソ大阪は中国の広州恒大と対戦した。両チームはスコアレスドローに終わったが、中国ではかつて2度にわたってACLを制覇した広州恒大に対して批判の声があがった。

 中国メディアの今日頭条は21日、アウェイのチームにとってドローは悪い結果ではないとしながらも、中国では広州恒大に対して大勝が期待されていたことから「広州恒大はもはや強かった頃の広州恒大とは違う」と批判する声が高まったと紹介する一方、広州恒大を責めるのではなく、むしろ、「日本のサッカーに学ぶべきである」と伝えた。

 記事は、広州恒大の守備は今なおアジアで一流の水準にあり、攻撃面でも優れた技術を持つ日本の選手に比べて「決して劣るものではなかった」と主張した。一方、世界一流の外国人選手が減った広州恒大がかつての威光を失った背後には、選手層の薄さや莫大な債務といった「中国サッカー全体に共通する問題がある」と指摘した。

 一方、中国人選手でチーム構成された広州恒大がセレッソ大阪と引き分けたということは「日本と中国のサッカーにおける実力差が縮小傾向にあることを意味する」と主張し、その意味では中国人サポーターは広州恒大を批判すべきではないと論じた。

 続けて記事は、セレッソ大阪と広州恒大の試合以外の部分で、「日本サッカーの強さ」を見ることができたと伝え、試合が行われたヤンマースタジアム長居にある「ヤンマーフィールド長居(長居第2陸上競技場)」では多くの子どもたちが寒空のなか練習に励んでいたと紹介。日本のサッカー界では優れた選手が絶えず登場してくるのは、こうした優れた育成システムがあるためだと指摘し、こうした点から外国人助っ人に頼らなくとも日本サッカーが強い秘訣を感じたと紹介、こうした育成システムやサッカー文化が根付いた環境は学ぶべきであると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)