中国メディア・今日頭条に19日、「日本の話になるとすぐに日本を罵倒したがる人の心理状態」について論じた文章が掲載された。文章は今日頭条の質問コンテンツに出された「日本の話になるとすぐに日本を罵倒する人は、どういう心理状態なのか」という質問に対して、あるユーザーから19日に寄せられた回答だ。

 まず、「日本の話になると罵りだす人は確かに多いが、その大部分は極めて素朴な民族感情に端を発するものだ。日本はかつて中国を侵略し、しかもいまだに悔い改めていないと認識しているのだ。前者はその通りだが、後者の認識には問題がある。日本の変化や発展を認めたくないという心理もあるのかもしれない」とした。

 そして、理由の1つとして「中国の民族文化や長い歴史からくる優越感」を挙げた。「多くの人は、日本が文字をはじめとするあらゆるものをわれわれ中国から学び取り、自分たちの文化というものを何一つ持っていないと認識している。近現代には対象こそ中国から西洋に変えたもののやはり模倣ばかりで、リスペクトに値しないと考えているのだ。しかし実際、謙虚に学ぶことができるというのはとても強い能力であり、誰しもができることでもない。ましてや、多くの人からなる集合体ならなおのことだ」と論じている。

 また、「自身の心理的な経験」も別の理由として指摘している。「例えば、ある外国人から騙されたり不公平な待遇を受けたりしたと感じた時に、個人から受けた問題にもかかわらずそれを『外国人全体』として捉えてしまう。特に歴史的に複雑な感情を持っている日本人に対してはその傾向が出やすい」とし、日本に留学していた友人が、指示に従わなかったことで教員に叱責を受けた際に、すぐに大学に対して「教員に民族差別された」と訴え出たことで教員を悩ませたというエピソードを紹介。「こういう心理状態は良くないのだが、時として確かに自然と生まれてしまうのだ」とした。

 相手に対して激しい罵倒を浴びせかける背景には、どこかで相手を見下しているという感情と、相手の事を認めたくないという感情が入り混じっているのかもしれない。それはおそらく、中国と聞いてすぐに罵りだす日本人も同じなのだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)