日本では「周りの人に配慮し、他人に迷惑をかけない」ことを前提に行動する人は多いだろう。だが、こうした行動は訪日客から見れば大きな驚きにつながることも多々あるようだ。

 台湾メディアの中時電子報は19日、旅行で訪日した台湾人が日本滞在中に驚いたことについて紹介する記事を掲載し、「他人に迷惑をかけない」という行動が時として、訪日客にとって衝撃の行動につながることを伝えている。

 記事によれば、ある台湾人が日本で高速バスに乗って観光地に向かっていたところ、バス車内には赤ちゃんを連れた日本人の夫婦も乗っていたという。この赤ちゃんはバスの車内でずっと泣いていて、日本人夫婦は赤ちゃんを泣き止ませるために努力していたが、バスの車内には泣き声が響き渡っていたらしい。

 この日本人夫婦は赤ちゃんの泣き声が他の乗客の迷惑になっていると感じたのだろう、少しでも泣き声が小さくなるよう赤ちゃんを毛布ですっぽりとくるんだのという。もちろん赤ちゃんの口を塞いだわけではなく、赤ちゃんの呼吸が苦しくないようにくるんだのであろう。

 この行為の正当性は別としても、自分たちの赤ちゃんが泣き止まず、「他の乗客に迷惑をかけている」として、夫婦がいたたまれない気持ちになっていたであろうことは容易に想像ができる。だが、台湾人からすれば驚愕の行動であり、なかなか理解しがたい行動であったようで、「日本人はどうしてそこまでするのか」と疑問を抱くほどだったようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)