中国は社会主義国であるのに対し、日本は民主主義国だ。隣国同士でありながら、日本と中国は国の体制からして大きな違いがある。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本は東アジアに存在する島国であるのに「なぜ西側諸国の一員」なのかと問いかける記事を掲載した。

 記事は、中国人たちにとって「西側諸国」と言えば、欧米の先進国が連想されると指摘する一方、実際は日本も西側諸国であると指摘。地理的に見れば、日本は東アジアの島国であり、文化的にも中国の影響を強く受けた国であるのに、なぜ「西側なのか」と主張した。

 続けて、日本文化の源流は中国にあり、文化的に言えば中国は日本にとっての「師」であるとし、この意味からしても日本が西側に区分されるのは不可解であると主張した。

 一方、日本が西側とされるのは、「西側」と「東側」の基準が地理的要素や文化的要素とは関係ないためであり、政治や経済の制度によって区分されているためだと指摘。日本は中国と違って政治面では民主主義を採用しており、経済では資本主義を採用しているとし、米国と同じ民主主義と資本主義を採用している国が「西側」と呼ばれるのだと指摘した。

 さらに、日本は19世紀に黒船来航をきっかけに西洋の先進的な文化に触れ、その後に「脱亜入欧」を目指したことは中国人なら誰でも知っていると指摘。これが日本を「西側」へと向かわせた根本であるとし、東アジアに存在する島国である日本が西側諸国の一員とされる理由だと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)