中国メディア・参考消息は18日、世界各国の人びとの「遅刻」事情について英メディアが紹介したことを伝えた。

 記事は、先日英国の国際開発省副大臣がほんの少し遅刻したことを理由に辞任を表明して、メイ首相が却下する騒動がトラブルが発生したと紹介。その動画が「英国では大した反響を呼ばなかったにも関わらず、中国では議論を呼び起こした」としている。

 そして、ロンドンの中国人コミュティの間では、友人待ち合わせる場合に「北京時間なのか、それともグリニッジ標準時間なのか」を決める必要があるという笑い話があると紹介。「久しくロンドンで暮らす中国人の大部分は、中国に戻ると時間に対する観念の違いを感じるようだ」と伝えた。

 そのうえで、日本、ニカラグア、ルワンダ、ドイツの人がそれぞれ語る各国民の「遅刻」に対する考え方を紹介している。

 まず、日本人は「必ず約束の時間より5−10分早く到着する必要がある。9時に約束していて9時に着いては遅刻とみなされるのだ。日本では、列車が1、2分遅れても、鉄道会社が謝罪を口にする」とした。続いてニカラグアについては「他の南米地域同様、時間の概念がとても緩い、ゆるすぎる。約束の時間からどれだけ遅れてもOKなのだ」と説明した。

 また、ルワンダについても「時間に正確すぎると『ヨーロッパ人みたいだな』とやゆされる。9時に始まる会議に11時にやってくるというケースも少なくない。時間なんて、自分たちにはそこまで大したことではないのだ」とした。そして最後にドイツについては「時間を守るということは相当重要。8時にディナーの招待を受けたのならば、8時丁度に相手の家の扉をノックしなければいけない。5分でも送れるようならショートメールで知らせる。5分早く着いた場合も、時間を潰して定刻ぴったりになるまで待つのだ」と紹介している。

 肝心の中国についての分析がないが、日本・ドイツ派、ニカラグア・ルワンダ派に分けるとするならば、後者に属するということになるだろう。日本やドイツは時間を守ることについてかなり窮屈な印象を覚えるが、そういったルールを厳格に守る精神があったからこそ世界トップレベルの技術大国、経済大国になったのだ。時間に厳格かルーズか、それは優劣で判断されるべきものではない。あくまで社会の個性として捉えるべきだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)