中国メディア・今日頭条は14日、「日系自動車ブランドが68万台のリコール ブレーキ系統が日系車の弱点になっている」とする記事を掲載した。

 記事は「昨年の中国市場において、日産が販売台数100万台を突破し、トヨタとホンダを抜き去った。東風日産だけで販売台数が112万台に達しており、数字の上では非常に素晴らしい結果になった。一方で、東風日産の製品には一定の安全リスクも存在することが分かった。1週間前、東風日産が中国の品質管理当局に乗用車68万台のリコールを届け出たのだ」と伝えている。

 そして、今回のリコールの原因がブレーキマスターシリンダーにあり、オイルシール表面の潤滑が足りないために密封できず、長時間運転などの極端な状況下において制動力不足を引き起こす可能性があると説明。対象となる車種がシルフィ、ティーダなど販売台数の多い人気車種であると指摘した。

 また、「ブレーキ系統は自動車の重要なシステムの1つであり、一度故障が生じれば安全運転に著しい影響を与えることになる」としたうえで、「かつてカムリのブレーキ不具合によって発生した事故で大打撃を受けたトヨタ、昨年新型CR−Vの制動システムに設計上の欠陥が見つかったホンダに続き、日系の3大メーカーがいずれもブレーキシステムで問題を起こしたことになる。日系車のブレーキシステムは憂慮すべき状態にある」と論じた。

 記事は、「68万台という非常に大きなリコール対象は、確率がどんなに低いと言っても事故の可能性があることを意味する。ブレーキ系統は特に、未然にリスクを防がなければならない」としている。

 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「日本のブランドとは言え、作られているのは中国だということを忘れちゃいけない」、「日本でデータ改ざんが騒がれているなか、日系車は慎重にならなければ」、「まるで中国ブランドの品質が高いような言い方だな」といったコメントが見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)