中国メディア・今日頭条は13日、「70歳の日本人の目に映った中国と日本」と題する文章を掲載した。その中で、長年にわたり日本と中国を往復してきた日本人男性による、中国のトイレに対する独特な見方が紹介されている。

 文章はまず、この日本人男性が約30年にわたり日中両国を往復してきたフォトグラファーであると紹介。「彼は、日中両国の最大の差はトイレにあると感じているようだ。中国のトイレはとても汚いが、芸術性を帯びた汚さなのだという」とした。そして、「多くの中国人は農村のトイレがとても汚れていて、大都市のトイレはきれいだと認識している。しかし、この男性は、現代都市のトイレの方がむしろ汚いと思っているのだ」と説明している。

 その理由について記事は「中国の農村では大きな公共トイレが一般的であり、用を足す際には住民が互いに顔を合わせる。もちろん多くのトイレはしゃがむのをためらうほど汚れているのだが、牛や鶏、ガチョウなどの家畜、家禽を放し飼いにしているような農村では、ちょっとやそっとの汚さもすぐに慣れてしまう。むしろ、自然の中で一味違ったトイレ体験を味わえるのだ」と解説した。

 そして、「男性が解せないのは都市のトイレの方だ。現在の都市のトイレでは専門の清掃員が配されているにもかかわらず、悪臭は絶えず立ち込め、汚物もなくならない。男子用小便器の前には『一歩前へ』などと書かれているが、トイレの衛生状況は依然として改善されていない」としている。

 さらに、男性が中国の家庭を訪問した際に、その家のトイレがとてもきれいに掃除されていたのを見て「それなのにどうして公衆トイレはこんなに汚いのか」と深い印象を覚えたと紹介。「高速鉄道の発展、雨後の筍の如く建つ高層ビルと、その急発展ぶりに日本人は感嘆しているが、その一方で中国のトイレはとても汚いと思っている」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)