日本のサービス業のレベルの高さは、しばしば中国でも話題になる。きめの細かいサービスに感動する人がいる一方で、恐縮さを覚えたり、過剰サービスではと疑問を持ったりする人も中にはいるようだ。中国メディア・東方網は14日、日本の飲食店で経験した店員の「ひざまずきサービス」について紹介する記事を掲載した。

 記事は「2009年に初めての海外旅行先として、日本を訪れた。当時は北海道の伝統的な旅館に宿泊したので、畳の部屋を体験した。夕食ではサービス係が跪きながら動き、宿泊者一行に給仕をした。初めての外国だったこともあり、跪いてのサービスにものすごく申し訳なさを覚えたのだが、ガイドさん曰く『日本ではサービスをする際に、客人より目線が高くなってはいけないという決まりがある』とのことだった」と紹介した。

 また、数年後に再び訪れた際にも同様に畳の部屋で食事をとることになり、サービス係が同様に跪いてのサービスを提供してくれたと説明している。

 床の上に直に座る畳の部屋で跪きながらサービスするのは、比較的自然な動きと言えるかもしれない。記事はさらに、畳の部屋ではない東京の焼肉店で食事をした際に遭遇した光景を紹介している。「近くのテーブルに座っていた日本人客が注文するのにずいぶんと時間をかけていたのだが、その間店員が客の傍で跪き続けていたのだ」とし、驚きのあまり思わず携帯電話のカメラで撮影してしまったことを明かした。

 さすがにその光景はいささか過剰なサービスに映ったようで、「日本人に、日本の『過剰サービス』についてどう思うかと聞いてみた。するとこの日本人は笑いながら『日本人は慣れちゃってるよ』と答えた」としている。そして、「確かに、サービスで日本に勝る国はなく、これも日本旅行の重要な見どころなのである。実際日本では、飲食サービス以外の多くのサービス業で『ひざまずきサービス』が見られるのである」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)