日本の自動車メーカーは、米国での人気が高い。トヨタは今年1月の米国における新車販売台数が前年同期比16.8%増という大きな伸びを見せた。米国で人気が出ているSUV車の好調が原動力になっているようだ。中国メディア・東方網は14日、「どうして米国人は、日本車が好きなのか」とする記事を掲載した。

 記事は「日本車が米国で成功している主な要因は、米国の社会構造と消費観念にある。米国は先進国ではあるが、決して大多数の人が裕福という訳ではないのだ」としている。

 そのうえで、「米国の中産階級の購買力は、中国の多くの都市にいる富裕層よりも弱い。そして、米国人にとって自動車はあくまでも交通の道具にすぎないのである。日本車は燃費の良さでフォードやGMを、信頼性の高さでフォルクスワーゲンを蹴散らすことができる。ベンツやBMW、アウディといった、社会的なステータスをアピールするような自動車は、多くの一般家庭にとって必要ではない。相対的に廉価で、耐久性に優れ、安心して乗れるという点で、日本車は米国人にとってベストチョイスになっているのだ」と論じた。

 また、日本メーカーの積極性も、米国市場を開拓するうえで非常に大きな役割を果たしたと指摘。「米国市場開拓のため、レクサスは米国市場向け専用のデザイン案を採用した。また、ホンダの10代目シビックは、研究開発からロードテスト、さらに、販売に至るまで全て米国先行で行われ、日本では時間遅れで発売された。トヨタ、ホンダの米国市場への重視ぶりがうかがえる」と紹介している。

 そして、「日本人も米国市場獲得のために多くの苦労をし、多くの工夫を凝らしてきた。苦労の報いは必ずあるもの。現在米国人が日本車を崇拝するのも、決して不思議なことではないのだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)