治安が良いことで知られている日本。長距離バスや高速鉄道、地下鉄でも、必ず空港同様の厳しい荷物検査が実施される中国と比べると、日本国内の移動は煩わしさがなく心地よく感じられる。中国の荷物検査は、時間がかかり面倒で、常に疑われているようで気分も悪いものだ。

 しかし、中国メディアの快資訊網は11日、日本では荷物検査がないことを不安に感じるとする記事を掲載した。「日本の地下鉄や、新幹線が何十年も荷物検査しないこと」をむしろ不思議に捉え、その理由を分析している。

 記事はまず、中国人旅行客は日本で、荷物検査が一切ないことを「理解できない」と感じると紹介。日本の治安の良さに感心するというより、日本の交通機関が乗客の安全に無頓着であると感じるようだ。記事は、「常に安全に気を配る日本人がどうしてこんなに警戒心が低いのか」と驚きを示している。

 その理由について記事は、これまで重大な事件があまり起きたことがなかったからではないかと指摘。新幹線で火災が発生したことなどはあったが、まれな例であり、日本は「荷物検査をずっと断固拒否している」と、納得できない様子で伝えた。記事は終始、荷物検査は乗客の安全を守るためにどうしても必要であり、日本の交通機関は乗客の安全を無視しているとの論調で、批判的に伝えた。

 確かに、安全検査を行った方が安心といえるが、中国の田舎町の検査は適当で、本当にきちんと見ているのか怪しい場合も多く、金属探知機を通過するたびにほぼ全員ブザーが鳴るものの、ボディチェックも適当だ。しかし、田舎のバスターミナルでさえ、形だけでも安全検査を行わなければならないというのは、やはり中国は治安が悪いからであり、政府もテロなどの大事が起きることを強く警戒してのことだと言えるだろう。そう考えると、やはり日本は治安が良いと言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)