中国メディア・今日頭条は9日、北京市の中学校にあるサッカーグラウンドのど真ん中にそびえ立つ樹齢100年の大木が、海外のネットユーザーから注目を集めていると報じた。

 記事は「今日、外国のSNS上で1枚のおもしろい写真をシェアした。それは、北京育才中学にあるサッカー場のセンターサークル付近に樹齢100年の老木が切り倒されることなく立っており、生徒たちが当たり前のようにサッカー場を利用しているというものだ」と紹介。そして、青々とした葉っぱが茂った大木を見た外国のネットユーザーが「意味が分からない。フェライニ(大きなアフロヘアがトレードマークの、ベルギー代表MF)のつもりか」などといった感想を寄せたとしている。

 そのうえで「このサッカー場の大木は、実は昨年中国のネット上で話題になったものだ。当時はメディアにも取り上げられ、生徒たちが大木の存在を気にせずサッカーをしたり、体操をしたりしていることが紹介された」と説明。「多くのネットユーザーからは、どうして木を別の場所に移植するか、別の場所に運動場を作らないのかとの疑問が出ている。学校によれば、樹齢100年という大木はすでに地面にガッチリを根を張っていて移植しようにもできないという。また、新たに運動場を作る場所もないとのことだ」と紹介している。

 記事は「見たところとても奇妙な光景だが、その背後には止むに止まれぬ事情があった。運動場の建設と同時に構内の古木を保存する、生徒たちに運動の場所を提供するとともに自然を愛する理念を植え付ける。学校のやり方は称賛に値するのではないか」と評した。

 ピッチを突き破るように立っている大木の光景は、サッカー場としてはやはり奇妙であり、まともな試合はできなさそう。これがただの芝生や土の校庭であれば違和感がなかったのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)