台湾東部の花蓮市で6日に大きな地震が発生し、日本国内では募金などによる支援を呼びかける声が高まっている。東京の羽田空港では、自国で大きな災害が発生した台湾人客を感動させる出来事があった。台湾メディア・中国時報電子版が9日伝えた。

 記事は、地震発生から2日が経過した8日にある台湾人ネットユーザーが「日本の羽田空港から台湾に戻る時、空港の地上スタッフが心温まる計らいをしてくれた」といった内容の書き込みをFacebook上で行ったと紹介。書き込んだ本人とともに、他のネットユーザーからも感動の声が寄せられたとしている。

 書き込みの内容は「8日に羽田から台湾に戻るため、タイガーエアのカウンターで登場手続きを済ませたところ、日本の地上スタッフが搭乗券に『加油!(がんばれ)』、『Take care(お大事に)』といった言葉を手書きで書きこんでくれているのに気付いた」というもの。メッセージは地震の被害にあった花蓮に向けて送られたものだろうと推察したうえで、感動のあまり思わず「台日友好」と叫んでしまったとした。

 書き込みに添えられた画像からは、確かに8日の日付が入ったタイガーエアの搭乗券2枚の半券部分に、それぞれ「加油!」などのメッセージが書き添えられているのが見て取れる。

 記事は、書き込みを見た他のユーザーから「わあ、自分がこれを見つけたらきっとすぐに涙があふれだしそう」、「東日本大震災からもうだいぶ時間が過ぎたが、今でもしばしば日本が台湾に感謝しているという声を耳にする」、「ありがとう日本、がんばれ台湾」、「目から熱いものが・・・」、「これこそまさに、人と人と間に生まれる感動だ」といった賞賛コメントが寄せられていると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供: