本格的な中華料理店に行くと必ず見かけるのが、2段式になっている円卓。上の部分は回転式になっていて、その都度回転させることによって、全員が全ての料理に手を着けることができるという優れものである。中国のレストランにも当然使われているのだが、この回転テーブルは1930年代に日本で発明されたのだという。

 中国メディア・東方頭条は8日、「日本人は中華料理を食べるために、わざわざこんなテーブルを発明した」とする記事を掲載した。記事が紹介したのは、かつて日本人が発明したという回転テーブルを現代の日本人が改良したスマート回転テーブルだ。

 記事は「その昔、固定されていた円卓では食べたい料理は一向に自分の口には届かず、目の前にある料理を頬張るしかなかった。それが回転テーブルの登場によってお目当ての料理が目の前にやってくるようになった。しかし、自分の前に来た途端に誰かにテーブルを回されてもう1周待つことになり、その間に料理がなくなってしまう悲劇も起こる」とした。

 そのうえで、このような状況に心を傷めた日本人が、安心してお目当ての料理を食べられるようにと頭脳をフル回転させて作ったのが、スマート回転テーブル「スマート・チャイナ・テーブル」なのだと紹介。見た目は通常の回転テーブルと変わらないが、アプリをインストールしたスマホと接続することで、テーブルを回転させて食べたい料理をピタリと自分の前で止めることができると説明した。

 また、「さらにすごいのは、テーブルには防護機能もついており、テーブルの回転が早すぎることでスープがこぼれ出すのを防いでくれるのだ」と伝えている。

 日本以上にスマートフォンのアプリが日常生活に浸透している中国社会。日本生まれの回転テーブルが中国に浸透していったように、スマート回転テーブルも中国で当たり前に見られるように成る日が来るだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)